『外反母趾の真実~してはいけないあれこれ~』

 

素足でサンダルなどを履く機会が多い季節ですが、自分の足の形を気にしたことはありますか?

 

 

 

足の問題は様々ありますが、多くは「偏平足」や「外反母趾」です。

 

外反母趾は足の親指の変形です。母趾が外に向く状態をいいます。ハイヒールのせいで、などとよく言われています。また、外反母趾への対策グッズもたくさん売られています。いかにも、と信じ込まれている俗説が多く、本当のところはわからない人も多いでしょう。

 

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まず、ハイヒールが原因ではありません。男性でも外反母趾の人は結構います。状態を悪化させる一因になり得ますが、根本原因とは違います。

 

それから、対策グッズと称して、足の指の間を拡げるためにはさむクッションやパッドなどがありますが、それでは解決しません。むしろ逆の効果になります

 

指先、特に親指と人差し指の先っぽ(趾骨)同士がくっついて閉じているように見えますが、その下の骨(中足骨)同士の間はスペースが広くなっています

 

 

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外反母趾の本当の原因はこの第一(親指)中足骨の位置がずれてしまうことにあります。

 

 

 

指先は詰まって見えますが、実はその手前にある骨同士のスペースが広がってしまうことが原因なので、指先をパッドで広げることに効果がありません。

 

 

 

足は細かい骨(足根骨)がたくさん集まって形を作っています。

 

「足」への体重の載せ方に問題があると、寄木細工のような足は上からのよくないストレス(荷重)により、形を崩します。

 

それが偏平足や外反母趾となって現れます。

 

 

 

形がよくない、形が崩れている、ということは、必ず何か問題があります。

 

左右の足は同じ形でしょうか?きれいにスッと細長く伸びた足の指ですか?よく観察してください。

 

 

 

 

 

 

※引用:トータルフィットネス☆ニュース NO.337

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