『あくびはやる気、集中力が足りない・・・とは言いきれません』
あくびをしている人が職場にいると、
仕事に対して、やる気がないの?集中力が足りない?
と思ってしまうものです。
ところが、体で起きる生理的な反応には、きちんとした理由があります。
実は、あくびには、脳の温度調節を行っていることがここ最近わかったのです。
考え事や集中しているときは、脳の血流が激しく、脳自体の温度がどんどん高くなっていきます。
パソコンなどの電子機器と同様に、熱がこもると故障の原因になります。
脳がオーバーヒートする前に、あくびをすることで、脳へ送られる血液の温度を下げているのです。
あくび=冷却機能と言えます。
あくびは脳が退屈しているときにも出ますが、それだけではない、ということです。